現代に出土する何千年も前の漆塗り土器は、出土した瞬間には艶やかで鮮やかな発色をしているが、空気に触れ、乾いていくと、艶を失い色褪せてしまう。その瞬間をこの目で見れるのは、漆塗り土器を地面の下から掘り出した者だけである。本作は、土の中で長い間眠っていた漆塗り土器が、悠久の時を経て現代に姿を現したその一瞬を表現している。
第10回菊池ビエンナーレ 会場風景
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