地中から何千年も前の漆製品が発掘された際、漆が地上に顔を出した瞬間は艶やかに輝いているが、空気に触れると時間とともに光沢が失われていく。本作は、穴窯で焼成したやきものに漆を塗り、磨き上げることで、何百年もの時を経て艶やかな漆が地中から出てきた瞬間を表現した。
個展「やきもの×うるし」 会場風景
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