交交/Intersection(2020)

本作は、やきものの螺旋状のフォルムと、ブナ材による螺旋造形が絡み合い、一つの作品となっている。作者が漆が液体でなく、粘土と同じように造形できる素材として意識して展開した最も初期の作品で、「陶𡑮」に至る出発点と捉えることもできる。焼成で生じた微細なひび割れは、漆と金で装飾することで、ひび割れをポジティブに捉えた装飾表現となっている。

作品「交交/Intersection」画像

サイズ:410 * 570 * 530(H*W*D/mm)素材:陶土、呉須、漆、橅材、金粉、錫粉、和紙など
技法:轆轤成形、穴窯焼成、漆の焼き付け、ブナコ、変わり塗り
制作年:2020
作家蔵
国際漆展・石川2020出品作品

作品「交交/Intersection」画像

作品「交交/Intersection」画像

作品「交交/Intersection」画像

作品「交交/Intersection」画像

 

個展「やきもの×うるし」 会場風景

作品「交交/Intersection」画像

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